まつ毛エクステをしたけど、マスカラってつけていいの?と疑問に思う方も沢山いらっしゃいます。
普段のメイクでマスカラを使って目力UPされてた方はマスカラをマツエク後も使いたいと思うことも多いでしょう。
マスカラは、使ってもOKです。ただし注意点があります。その注意点は、至ってシンプルなのですが、”まつ毛エクステに対応したものを使う”ということです。
まつ毛エクステを長持ちさせるために、マスカラとどう付き合っていくのかを、解説させて頂きます。
マスカラの種類
マスカラには、様々な種類があります。
マスカラの種類 | 用途や特徴 |
ボリュームタイプ | 地まつ毛が少ない方や密度がないまつ毛に濃さや太さを出す |
ロングタイプ | 短い地まつ毛に長さを出す |
カールキープタイプ | ビューラーなどで上にあげたまつ毛のカールをキープさせる |
マツエクで使われる接着剤はそれらの油分が含まれているもので分解されてしまう性質があります。
上記のものは、成分に保湿剤としてワセリンなどの油分が含まれているものが多いです。油分とマツエクの相性は良くないので、使用する基礎化粧品類やクレンジング・洗顔料などの使用も注意が必要です。
②状況に合わせて使い分けるマスカラの種類
マスカラの種類 | 用途や特徴 |
ウォータープルーフタイプ | 水に強く、アウトドア向き。オイルクレンジングを使ったりしないとしっかり落とすことができない。 |
★フィルムタイプ | まつ毛に耐水性のフィルム上の被膜を作るのが特徴。水には強いが(ウオータープルーフほどではない)、簡単に落としやすくなっていて、ウォータープルーフより扱いやすく、エクステOKのものが多い。 |
普段から、落ちにくいウォータープルーフタイプのマスカラをお使いの方も多いかと思います。
しっかり付いてメイク崩れしない分、落とすのにオイルクレンジングの使用が必要になってきます。
落ちないからと、こすったりするとマツエクが外れるばかりでなく、地まつ毛を傷めてしまうことにもなりかねません。
マツエクとウォータープルーフマスカラは相性が悪いですので、マツエク中は使用しないようにしましょう。
一方、★フィルムタイプは耐水性能は少し劣りますが、するっと取れるのが特徴で、マツエク中の使用に適しています。
③その他
マスカラ付きを良くしたり落ちにくくするの下地専用のものや、付けたマスカラが落ちないようにするコーティング用のマスカラなどもあります。
まつ毛エクステに適しているマスカラとは?
沢山の種類があるために、探すのが難しいと思われるかもしれませんが、マツエクとの相性が良いのはフィルムタイプのものです。
フィルムタイプのマスカラは、ぬるま湯や弱い力で簡単に落とせるので、まつ毛やマツエクに負担が少なくなり安心して使うことが可能です。
また、もともとまつ毛エクステが付いていることが前提で作られたマスカラであれば、なお安心して使えます。

マツエクサロン取り扱いのマスカラの一例
そもそもマスカラが必要になる理由とは?
マツエクのデザインが合っていない
普段のメイクの状態をカウンセリング時に伝えきれなかったり、担当者とのコミュニケーション不足で好みが伝わらなかったりすると、せっかくマツエクを付けたのに、『物足りなさ』を感じることもあるかもしれません。
まつ毛の状態などにより、付けられるマツエクが限られてくる場合もありますが、自分の好みを伝えたり、画像の持ち込みをされるのもよいかと思います。
時間が経過し、隙間が気になってくる
毎日5本くらいは地まつ毛が抜けている為に、そのまつ毛に付いていたマツエクごと抜け落ちて少なくなっていきます。
付けたマツエクの本数や個人差もございますが、2週間くらい経過してくると、マツエクとマツエクの間が空いてしまい、隙間が気になってくると思います。
その隙間を埋めるために、マツエクOKのマスカラをつかうのも良いでしょう。また、サロンでは、リペアといって、今残っているマツエクにマツエクを付け足しするメニューもございます。
落ちてくるのが気になる
まつエクは、まつ毛の毛周期の成長期から退行期の毛に付けていきます。
これからまだ成長していく毛にも付けていくことになるので、時間経過で根本(まつ毛)が伸びてしまうとマツエクが不安定になったり、飛び出たようになって落ちてくる状態になることがあります。
落ちてきたマツエクが目に入ってしまうのは危険ですし、視界を妨げてしまうことにもなりかねません。その場合、マスカラを使って、一時的に固定しておくこともできます。
まとめ
マツエク中のマスカラは、“マツエクOKのマスカラ”やフィルムタイプを選択しましょう。それらは、するっと落とせることが特徴になっています。
まつ毛の健康は、メイクやその他の汚れをしっかり落とすことから始まります。マツエクOKのマスカラを使用しても、マツエクが付いている目元を触るのが怖くてマスカラが落としきれないこともありますので、しっかりメイククレンジングは行うようにしてください。
でも、せっかくマツエクを付けたのなら、アイメイクが極力少なるようにマツエクを付けるのがオススメです。しっかりカウンセリングを行ってくれるサロンで時間経過によるマツエクの減少なども含めて必要なボリュームを相談しながら決めていくとよいでしょう。
まつエクはメイク崩れなどを気にせずに楽しんでいただくものと思いますので、極力マスカラ要らずの目元をマツエクで実現したいですね。