「マツエクをつけたら目が痛くなった」「目がしみる」と経験したことはありませんか?マツエク後に目に痛みを感じたら何かトラブルが起きたのではないかと不安になりますよね。
そこで今回は、マツエクで痛みが出る原因や対処法をご紹介します。
マツエクが痛い原因
初めてマツエクをつけた方だと、「痛みがあるのが普通なのだろう」と思ってしまうかもしれません。
しかし、マツエクで痛みを感じることはほとんどないのです。マツエクで痛みを感じたということは、何らかの原因があった可能性があります。
そのまま放置すると目に影響が出る場合もあるので、迅速に対処をしなければいけません。
まずは、なぜマツエクが痛いのかその原因を見ていきましょう。
アイリストの技術不足
マツエクで痛みを感じる原因としては、アイリストの技術不足が考えられます。マツエクはとても繊細な作業が必要になるので、高度な技術が求められます。
基本的に、エクステをつける際はまつげの根元から2mmほどのところにつけるのでまぶたには触れません。しかし、技術不足のアイリストだとうまく距離感を掴めず、まぶたの皮膚にエクステが刺さることがあるのです。
エクステの距離が近いと、目を開けたり閉じたりするたびにまぶたに硬い毛が触れるので痛みを感じることもあります。
初めてマツエクをする際は、アイリスト選びがとても重要なポイントです。技術や経験が浅いアイリストだと、マツエクをしたときに痛みを感じることがあるかもしれません。
問題なくマツエクをつけるためには、アイリストによる丁寧なカウンセリングとテープワーク技術が必要になります。サロンの口コミや実績などもあわせて確認しておくと良いでしょう。
マツエクのグルーが目に入った
マツエクをつける際はグルーという接着剤を使用します。この接着剤が固まる際に「ホルムアルデヒド」という刺激物が発生します。
この刺激物が目のあたりで発生することで、痛みを感じたり、しみたりすることがあるのです。施術中に痛みを感じた場合は、グルーから発生した刺激物が原因かもしれません。
グルーから出る揮発成分は、接着剤が固まるときに必ず出るものです。クリニックを探す際は、揮発成分に対応しているところを選ぶようにしましょう。
例えば定期的に換気を行っていたり、アイマスクを提供したりなどですね。
マツエクで痛みを感じやすい人の特徴
マツエクで痛みを感じる人には、ある特徴があります。技術の高いアイリストが担当しても痛みを感じることもあるのです。
ここからは、マツエクで痛みを感じやすい人の特徴について見ていきましょう。
ドライアイ
目の中の涙が少なかったり、目が乾燥していたりすると、表面を守るための水分が不足している状態になっています。目の表面のバリアができていないので、グルーの刺激物が触れやすくなって痛みを感じる場合があります。
ドライアイの人がマツエクをする際は、日常生活の中でケアをしたり、施術前に目薬をしたりなどして、目の表面を守ってあげることが大切です。
ただ、目の中の水分がいっぱいになっている状態で施術を受けると、グルーと混ざって白化現象が起きる可能性があります。
施術前には、目薬や目の中の涙を少しだけ拭き取って、グルーと混ざらないように意識してみてください。
ホルモンバランスが不安定
女性は毎月の月経や妊娠などで、ホルモンバランスが乱れがちです。ホルモンバランスが乱れるといろいろな部分の感覚が敏感になるので、目に痛みが出やすくなります。
マツエクサロンによっては生理中や妊娠中のお客様の施術を断っているところもあります。マツエクを受ける際は、できるだけ生理中や妊娠中などは避けた方が良いでしょう。
アレルギーや花粉症を持っている
アレルギーや花粉症を持っている方も痛みが出やすいです。アレルギーや花粉症を持っていると目がデリケートな状態になっているので、グルーの揮発成分の影響を受けやすくなります。
アレルギーや花粉症を持っている場合は施術前に薬を飲んだり、花粉の時期を避けたりなどして対処することが大切です。
マツエクが痛いと感じたときの対処法
マツエクが痛いと感じたら、我慢しないことが大切です。そのまま放置すると痛みや症状が悪化して、目が腫れたり、一時的に見えなくなったりすることも考えられます。
「我慢できない痛みではないから、大丈夫だろう」と考えるのは危険です。目元はデリケートな部分でもありますから、すぐに対処しましょう。
すぐにアイリストに相談する
マツエクに痛みを感じたら、すぐにアイリストに相談しましょう。施術直後や施術中に痛くなったら、その場ですぐに伝えてください。
自宅に帰った後に痛みが出たら、すぐにサロンに電話して状況を伝えてください。
また、痛いからといって自分でマツエクを外すのはNGです。自分で無理矢理外すとまつげやまぶたを傷つける可能性があるので、避けて下さい。
マツエクを外すときは必ずサロンで行ってもらうことが大切です。正しく安全に外してもらえるので、それ以上症状を悪化させずに済むでしょう。
目に異常が出た場合は病院に行く
目が腫れたり、赤くなったりしていた場合はサロンではなく、病院に行きましょう。病院で診察してもらって、対応してもらうことが大切です。
自分で勝手に判断すると、症状がどんどん悪化してしまう危険性があります。自分で判断するのではなく、少しでも痛みや違和感を感じたら眼科を受診して、医師に診断してもらいましょう。
まとめ
今回はマツエクが痛い原因と対処法についてまとめていきました。基本的にマツエクで痛みが出るのは愛リストの技術不足が原因であることが多いです。
技術や経験が浅いからこそ、基本の位置にエクステをつけられず、トラブルが起きているのかもしれません。
安全にマツエクをつけるためにも、サロン選びが重要なポイントです。口コミや実績をチェックして安心できるサロンでマツエクの施術を受けることが大切です。
また、指名制度も利用してみると良いでしょう。サロンに在籍しているアイリストにも技術や経験に差があります。指名制度があるサロンならベテランのアイリストにお願いできる場合もあるので、活用してみると良いですよ。