マツエクの施術を受ける際のメイクについて「どこまでなら大丈夫なの?」と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
実際にはメイクをしていても問題はないといわれていますが、マツエクの施術時のメイクには注意すべき点が存在します。
さらに、マツエクを付けている状態でのメイクによっては「マツエクの持ち」に影響する場合もあるのです。
本記事では、気になるマツエクをする際のメイクに関する情報についてご紹介していきます。
マツエク施術時のメイクの範囲について
マツエクを付けにサロンに行くとき、どこまでメイクをしていいのかな?と迷われる方も多いようです。
一般的には、マツエクの施術時にメイクをしていても問題ないといわれています。しかし、メイクの範囲については注意しておく必要があります。
マツエクの施術の際には、自まつ毛に直接グルーでエクステを装着していきます。ですのでまつ毛にコスメが付いた状態で施術を受ける事は、避けた方がよいでしょう。まつ毛にマスカラやアイラインなどが付着していると、エクステがうまく付かない原因になってしまいます。
反対に、まつ毛に化粧品が付かない範囲のメイク(アイシャドウやアイブロウなど)であれば問題ないことがほとんどです。
ただし、マツエクの施術時にはまぶた周辺にテープを貼り付けます。そのため施術後には、アイメイクがよれてしまう可能性があることを覚えておくとよいでしょう。
マツエク施術直後のメイクはOK
マツエクの施術を受けたとき、すぐにメイクをして出掛けたいと考える女性もいらっしゃるでしょう。
マツエクの施術直後のメイクは、軽くメイクを直すくらいにしておくのがベターです。
施術直後は、マツエクの装着に使用するグルーが完全に乾ききっていない状態です。しっかりメイクをしてしまうと、化粧品がまつ毛に触れて一緒に固まってしまうリスクがあるのです。
マツエクのグルーの種類にもよりますが、完全にグルーが乾くまでは4から7時間程度掛かるといわれています。時間が経過し完全にグルーが乾ききった後であれば、いつも通りのメイクをしても問題ないでしょう。
マツエクをしているときのメイクで注意する点
マツエクを付けた後のメイクについてもご紹介していきます。
マツエクをしているからといって、アイメイクができないわけではありません。ポイント押さえていれば、マツエクとメイクの両方を楽しむことができます。
マツエクをしているときのメイクの注意点は以下の4つです。
- ビューラーの使用は控える
- オフしやすいコスメを使用する
- オイルタイプのコスメを控える
- アイラインは軽めに引くのがベスト
それぞれ見ていきましょう。
ビューラーの使用は控える
マツエクをしているときは、まつ毛にビューラーをあてるのは控えるようにしましょう。
ビューラーではまつ毛を挟んで角度を付けますが、マツエクにも角度を付けてしまうと元に戻らなくなってしまいます。
またマツエクが付いたままビューラーをすることで、まつ毛が抜ける原因になる場合もあります。
オフしやすいコスメを使用する
マツエクをしているときのメイクは、弱い力でオフできるくらいが理想的です。
なぜならマツエクを付けているときは、自まつ毛だけの状態よりもアイメイクが落ちにくい状態になっているからです。まつ毛の隙間に入り込んだメイクがきちんと落ちず、そのままの状態にしていると、マツエクの持ちが悪くなってしまうことも。
ウォータープルーフのような取れにくいコスメは、できる限り控えたいですね。
マツエクをしているときは、なるべく簡単にオフできるアイテムでメイクするように意識してみましょう。
オイルタイプのコスメを控える
マツエクを付けているときのメイクでは、オイルタイプのコスメを使うのは避けるのが無難です。
オイル系のコスメが原因で、マツエクのグルーが溶けてしまう場合があります。またメイクアイテムに限らず、クレンジング用品や洗顔料もオイルタイプの製品は選ばないようにしたいですね。
アイラインは軽めに引くのがベスト
マツエクを付けているときにアイラインを引きたい場合は、まつ毛の生え際には引かずに目尻だけにとどめるなど、軽めに引くことを意識すると良いでしょう。
まつ毛やエクステのキワにアイラインが入らないようにして、マツエクの持ちを良くすることがポイントです。
ただ、マツエクを付けているときのメイクでは「アイラインを引かない」という女性も多いようです。マツエクを付けることでまつ毛の生え際の印象が引き立つので、アイラインが強調されるからといえるでしょう。
マツエクをしているときのメイク落としで注意する点
マツエクをする場合、メイクを落とす際に注意したいポイントもあります。
適切な方法でメイクを落とすことでマツエクの持ちが良くなるため、しっかり押さえておきましょう。
ご紹介するポイントは以下の3つです。
- マツエク対応のクレンジング用品を使う
- 目元を強くこすらない
- メイク落としシートは使用しない
マツエク対応のクレンジング用品を使う
マツエクを付けているときに使うクレンジング用品は、マツエクに対応しているものを選びましょう。
オイルタイプのクレンジングだと、マツエクのグルーを溶かす原因になってしまい、マツエクが取れてしまう場合もあります。
「マツエクOK」といった表記のクレンジングを使用して、メイク落としをすると安心できますね。
目元を強くこすらない
マツエクをしているときは、しっかりメイクを落とそうと念入りにクレンジングをする女性も多いのではないでしょうか。
そこで注意したいのが、クレンジングの際に目元をゴシゴシこすらないことです。マツエクは摩擦に弱いため、クレンジングの際にこすってしまうと取れてしまう可能性があります。
しっかりとクレンジング料を目元に馴染ませてから、優しくクルクルと円を描くようにアイメイクをオフしていきましょう。
メイク落としシートは使用しない
マツエクを付けているとき、メイク落としシートで化粧を落とすのは控えた方がよいと言われています。
メイク落としシートはふわふわした素材で出来ている物も多く、繊維が目立ちます。マツエクにメイク落としシートの繊維が引っかかると、マツエクが外れる原因になるというわけです。
できる限り、マツエク対応の液体クレンジングでメイク落としをするようにしましょう。
まとめ
マツエクの施術時のメイクと、マツエクをしているときのメイクについてご紹介しました。
マツエクサロンに施術を受けに行くときは、まつ毛にコスメが付いていない状態で行くようにしましょう。またマツエクを付けているときのメイクは、注意点を押さえることでマツエクの持ちを良くすることができますよ。
施術中から日常生活までマツエクに負担のないメイクを意識して、マツエクライフをいっそう快適なものにしましょう。