マツエクをすると華やかで印象的な目元を演出できるだけでなく、アイラインやマスカラを使用しなくても目を大きく見せることができます。そのため、目が小さく見えがちな一重の人には救世主とも言えるでしょう。
しかし、一重の人からは「マツエクが似合わない!!」という嘆きの声が多く挙がります。せっかく、目を大きくしようと思いマツエクに挑戦しても、似合わなければ意味がありません。
マツエクが似合わなかった一重の人は、適切なエクステを選んでいないと言えます。目の形に合わないエクステを付けた結果、まぶたが重くなったり、逆に目が小さく見えたりしてしまったのでしょう。この記事では、一重の人に向けて『失敗しないマツエクの選び方』をご紹介します。
なぜ一重の人はマツエクが似合わないと言われるのか
マツエクを希望する人の多くは、パッチリと大きな目に憧れを持つ人でしょう。まぶたが重い一重の人は、マツエクをすればアイメイクを頑張らなくても、目を大きく見せられるだろうと考えますよね。しかし、実際にマツエクを取り入れた人の中には、イメージとは違った、似合わない、など理想の仕上がりにならずに後悔する人もいます。ここでは、一重の人はマツエクが似合わないと言われる原因を分析します。
マツエクの長さが原因となるケース
1つ目の原因は、マツエクの長さです。一重の人の中でも比較的目が小さい人が長すぎるエクステを付けると、全体のバランスが崩れて不自然に見えてしまいます。また、エクステが長すぎると、まぶたが重くなり下がる原因にもなります。そのため、一重の人は、自まつ毛よりも1~2mm程度長いものを選びましょう。
マツエクのカールが原因となるケース
2つ目の原因は、マツエクのカールです。一重の人は、まつ毛にカールがあれば目が大きく見えると思いカールの強いDカールを選びがちです。カールが強すぎると、目のキワからではなく、まぶたからまつ毛が生えているように見えるため不自然に見えます。そのため、一重の人は、比較的カールが弱いJカールやCカールを選びましょう。
マツエクの太さや本数が原因となるケース
3つ目の原因は、マツエクの太さや本数です。マツエクを上手く活用すれば、アイラインやマスカラが不要になります。しかし、その効果を意識してマツエクを希望する人は、アイライン効果を狙い過ぎることによりエクステを太く多くしがちです。その結果、目元に影ができることで目が小さく見える可能性があります。一重の人には、0.15mm程度までの太さで、80~100本程度がおすすめです。
一重の人に似合うマツエクデザイン
一重の人がマツエクを付けるときは、「長さ」「カール」「太さ」「本数」に注意することが分かりました。とはいうものの、注意する点が多くて初めからフルオーダーするのは難しいですよね。
そこで、ここからは、一重の人に似合うマツエクデザインを3つご紹介します。求める仕上がりに合わせて選んでみましょう。
横幅を強調した「エレガントデザイン」
一重の人に似合うデザインの一つとして「エレガントデザイン」が挙げられます。エレガントデザインは、目頭から2/3を短めにして目尻側1/3のエクステを長くすることで、目の横幅を強調できるデザインです。
目尻にかけてエクステを長くすることで、目の横幅を作り猫のような目を演出でき、エレガントに仕上がります。全てのエクステをJカールする方法もありますが、目頭から3/2をCカールにして目尻側1/3をJカールにする方法もあります。
さり気なく目元を強調「ナチュラルデザイン」
一重の中でも、まぶたが薄いタイプの人には、全体的に控えめな「ナチュラルデザイン」がおすすめです。マツエクをナチュラルに見せるには、太さ0.12~0.15mm、長さ9mm、カールはJカールまたはCカール、本数は両目で100本前後を選択しましょう。控えめ過ぎて物足りないという人は、エクステの太さや装着する数で調整することをおすすめします。
目元がパッチリ「ボリュームラッシュ」
一重の人の中でも、重めのまぶたの人には、「ボリュームラッシュ(3Dラッシュなど)」がおすすめです。3Dラッシュとは、細いエクステ3本を1つの束にして、1本の自まつ毛に付ける技術です。3Dラッシュは、少ない本数でもまつ毛のボリュームをアップでき、立体感のある目元を演出できます。
カールの強さをCカールにすればパッチリとした目元を演出できます。普段着に合うようなシンプルなデザインにしたい場合は、110~120束程度のオーダーがおすすめです。
まとめ
これまで、一重の人でマツエクが似合わなかったという人は、「長く!太く!カールに!バッサバッサ!」と意識しすぎた結果、残念な仕上がりになった可能性があることが分かりました。
確かに、マツエクの魅力といえば、まつ毛を長くしたり、多くしたりすることで、目を大きく見せることができる点です。しかし、一重の人は、やりすぎてしまえば、マツエクの魅力を最大限に活かすことができません。
一重の人に適したエクステは、自まつ毛よりも1~2mm程度長く0.15mm程度の太さでJカールやCカールの80~100本程度です。目の形に合うエクステを使用することで、一重の人でもマツエクの魅力を最大限に活かし、失敗を避けることができるでしょう。