マツエクにマスカラはしてもいいの?マツエクに負担なくマスカラを塗る方法

アイメイクが好きで、マツエクに興味を持っている女性も多いでしょう。ただ、メイクが好きな女性であれば気になるのがマツエクをした時にマスカラをしてもがいいのかという点…。そこで今回は、マツエクにマスカラをしてもいいのか、負担なくマスカラを塗る方法についてご紹介します。

マツエクにマスカラは塗ってもいい?

そもそもマツエクにマスカラを塗っても良いのでしょうか?マツエクは水に弱いとも言われていますし、マスカラをつけることで持ちが悪くなるのではないかと不安になりますよね。

基本的に併用はNG

基本的にマツエクにマスカラを塗るのはNGです。そもそもマスカラは自まつげに塗ってボリュームや長さを出すアイテムです。ウォータープルーフタイプであればクレンジングでこすってもなかなか落ちないので、専用のクレンジングが必要になるほど。

通常のマスカラをマツエクに塗ってしまうと落とすために、クレンジングでゴシゴシとこすることになります。マツエク自体に負担がかかって、ポロポロと取れてしまう可能性があるのです。

マツエクにマスカラがNGな理由

マツエクにマスカラがNGとされる理由は2つあります。一つずつ見ていきましょう。

マツエクが取れやすくなる

まずは上記でもお伝えしましたが、マツエクが取れやすくなることです。マスカラは自まつげに塗るように作られたものなので、通常であればクレンジングで簡単にオフできます。ただしこれは自まつげに使用した場合の話です。

人工毛のマツエクに塗るとクレンジングでもなかなか落ちづらく、メイク落としの際にゴシゴシと目をこすってしまいがち…。目をこすると摩擦が生じて、当然マツエクもポロポロと落ちてしまいます。残っているマツエクにも負担がかかることになるので、些細な刺激でも取れやすくなってしまうのです。

まつ毛の向きが変わってまぶたにマツエクが入ることも…

ウォータープルーフタイプのマスカラを使用すると、オイルクレンジングが必要になります。オイルクレンジングはマツエクの接着剤を分解する特徴があり、接着力を弱めてしまいます。その場ですぐに抜けるわけではありませんが、時間が経過するとともに抜けやすくなってしまうのです。

また、抜ける前も接着剤が取れかけているのでマツエクの向きが変わる可能性もあります。美しい曲線が乱れ、向きによってはまぶたにマツエクが入ってしまう恐れもあるのです。マツエクは一本一本しっかりとした人工毛なので、瞼の中に入ると目を傷つけたり、強い痛みを感じたりすることもあります。

持ちが良く美しいマツエクを楽しむためにも、マスカラと併用するのはやめておきましょう。

マツエク専用のマスカラならOK

マツエクとマスカラの併用はおすすめできないとお伝えしましたが、すべてのマスカラがNGというわけではありません。マスカラにもいろいろなタイプが販売されており、最近ではマツエクに対応している種類も誕生しているのです。

自まつげではなく、マツエクの上から塗る前提で開発されたマスカラなので、安心して使えるのがポイント。マツエクのカールを維持したままボリュームを出してくれるので、ぱっちりお目々が完成します。

マツエク専用のマスカラにはお湯だけで簡単にオフできるものもありますし、ウォータープルーフタイプで涙や汗に強いタイプのものもあります。ウォータープルーフタイプでもマツエク専用で開発されているので、取りやすくなったり、毛の向きが変わったりなどという心配はありませんよ。

マツエクに負担をかけないためにも…

マツエクに負担をかけないためにも、マスカラの塗り方はとても重要なポイントです。最後にマツエクに負担をかけずにマスカラを塗る方法をご紹介するので、メイクが好きな方はぜひ参考にしてみてください。

全部分にマスカラをつけない

マツエク専用のマスカラでも、自まつげに塗るタイプのものと同じ感覚で使うのは危険です。マツエクにマスカラをつける際は、毛先だけに塗るようにしましょう。

全体的にマスカラを塗ってしまうと「マツエク同士がくっつく」「マスカラのブラシがマツエクに引っかかる」などのトラブルが起きやすくなります。どちらもマツエクに負担がかかって取れやすくなるので、なるべく毛先だけを意識して塗るようにしてください。

正しい塗り方でマスカラを使う

マスカラはただ単にバサバサとまつげに塗っていくのではなく、正しい塗り方をすることできれいな仕上がりになります。

  1. マスカラが付いていないスクリューブラシでやさしくまつげ全体をとかす(引っかかり部分があっても無理にもかない)
  2. マスカラブラシに余分に付いた液をティッシュで軽くオフする
  3. 正面から目元を見て、毛先にマスカラを塗っていく(一本一本に塗るように意識する)
  4. (1)のマスカラが付いていないスクリューブラシでもう一度とかす

最初と最後にマツエクをとかすことでマスカラの玉をほぐし、自然できれいな印象に仕上がります。少し手間はかかるやり方ですが、きれいに仕上がるのでぜひ試してみてください。

マスカラの正しい落とし方

マスカラは塗り方も大切ですが、落とし方も大切です。無理にこすってしまうとマツエクに負担がかかるので、取れやすくなってしまいます。

マツエクに塗ったマスカラを取るには、マツエク対応のクレンジング剤を使ってください。クレンジング剤をまぶたに広げて、指で優しくまつげになじませていきます。

細かい部分は綿棒を使ったり、親指と人差し指でマツエクを軽くつまんでなじませていくといいですよ。親指と人差し指で軽くつまむ場合は引っ張らないように注意してください。

クレンジングを十分になじませたら、洗い残しがないようにぬるま湯で流していきます。熱すぎるお湯はお肌の大切な皮脂も落としてしまう可能性がありますし、冷たい水は汚れが落ちないのでぬるま湯がベストです。

まとめ

マスカラとマツエクを併用することでよりボリュームがアップし、ぱっちりとした目に仕上げられます。基本的にマツエクとマスカラの併用はNGなのですが、マツエクに対応しているものであれば大丈夫です。マツエクを長くキープしたいなら、化粧品やコスメに関しては「マツエク対応」のものを選ぶことがポイント。今回はマスカラの正しい塗り方と落とし方もご紹介したのでぜひ参考にしてメイクを楽しんでくださいね。

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